タイ国籍取得プロジェクト

 

 

なぜ少数民族が国籍を得るべきか?

世界人権宣言によると国籍を持つことは人権の一つということができます。
タイ人の子どもであれば出生届の提出等、通常の手続きで国籍の取得が可能です。
外国人には、十年以上のタイ居住や税金の納付を条件に与えられます。
少数民族が少数民族であることを理由にその権利を否定される理由はありません。
彼らはタイを様々な形で支えています。
タイにとって都合のいい労働力であり、山岳民族は観光産業にも一役買っています。
そして彼らは何よりも人権のある一人の人間なのです。

国籍取得プロジェクトは国籍の無い人々を二つのグループに分けて活動しています。

身分証明保持者(山岳民族カード等)

政府に届けが出され既に国家によって認知済み(居住していること)ですが、市民権が無く、
公共サービスなどは受けられません。
タイ王国の身分証明書はありますが、タイ国民としての正式なIDカードは与えられず、
居住地や生年月日などを示すいわゆる山岳民族カードと呼ばれるカードを持っています。
通常のIDが白いのに対し、このカードは青若しくは緑のカードで、あくまで身分を証明するものです。
よって、カードには「ビルマ国籍者」などとの記載があります。
必ずしもタイ人としての国籍を証明する白いIDを手にする事ができるわけではありませんが、
申請の望みは残しているグループです。

身分証明のない者

存在が国家に認知されていなければ、一般的にも知られていません。
身分証明書無しで見つかれば、即刻国外追放、罰金、もしくは逮捕される危険があります。
彼らは国籍を申請する書類さえ十分ではないのです。

ミラー財団のタイ国籍取得プロジェクトでは、この両方の人々の地位回復を目的に活動しています。

 

 

 

 
 
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